王者の洗礼
昨年度リーグ優勝のロケッツが開幕戦でボロ負け。
その内容は「選手が」とか「調子が」ではなく、システムをシステムで蹂躙するかなり面白い内容でした!!
ロケッツのDFシステムとは
ロケッツのDFはオールスイッチで対応することがシステムとして組み込まれている。
これはGSWへの対策でもあるんだけども、ボールマンに3Pを打たせないDFを徹底しているということ!
カリーやトンプソンはわずかなスペースで3Pを気持ちよく打ってくるのでそれを阻止するDFとなる。
このシステムの難しいところは2つ。
・PGがCとマッチアップとなる。逆もしかり。
・スイッチの受け渡しが円滑でないと意味がない(チーム成熟度が必要)
という課題があってロケッツはアリーザ、タッカーとPGからCまで守れる人材を揃えてこのシステムを維持していた。なお、CP3やハーデンも頑張ってCにDFしてたよ。カペラは普通にPG守ってたよ。
ただ、開幕戦からこのシステムが2つの洗礼を浴びることになる。
・ペリカンズの強力なインサイド
・ルール改正
CP3やハーデンが頑張ってCを守っていたんだけど、今回ばかりは相手が悪すぎる。
アンソニーデイビス、ここ数年No1センターと呼ばれるセンターを抑えれるわけがなかった・・・・
新加入の選手が受け渡しが上手くないのと単純に身長が足りないことからペイントエリア蹂躙される。
PGやFの選手がゴリゴリに押し込んでくるADに勝てるわけが無かった。
とくに今シーズンから厳しくなったハンドチェックへのコールが災いしてDFがCを外に追い出せなくなったのよ。
ということで140点近く決められて完敗なロケッツ。ただこれもシーズン通してDF改善されそうだし、ペリカンズはミロティッチが3P入りすぎなのでそこまで大きな問題ではなさそう。ただ、やっぱメインメンバー抜けると痛いなぁと。アリーザ帰ってきてくれ。