No1を放棄する選択

バトラー移籍後の76ersに大きな、大きな変化が表れている。

特に顕著なのがエンビート。エンビートがそこらのセンターと一線を画す理由は

・ポストプレイが上手い。

につきる。リムプロテクターや35%前後の3pが打てるセンターは沢山いるけども

ここまで圧倒的なポストプレイができる選手はいないんだ。

https://twitter.com/i/status/1063956322742358017

昨シーズンは強力なポストプレイがあるのにトップの位置でクレクレ君になって3P打つとか微妙な選択も多かったエンビート。それじゃないんだよ!!!と何度も思ったもんさ。

ただ、バトラー移籍後からチームとしてエンビートのシューター化が推し進められてるのよ。

ポストプレイが凄くてNBAランキング9位にまでなったのに。。。でもそれがチームに改革をおこしてるんだよなぁ。

・ペイントエリアを広くする

エンビートが外にでることで相手のリムプロテクターが外につり出されるので他の選手がドライブし易くなる。

これは良くある戦術のひとつなんだけど、コビントン、サリッチはドライブで切り裂く選手でないのでバトラーがいるからこそ効果がでてきている。また、何気にバックドアも増えてる気がするね。

・トランジションが速くなる

エンビートのOFリバウンンドは良いんだけど、DFへの戻りが遅くて相手のトランジションについていけないことが多々あったのよ。エンビートが3Pを打つことで相手のトランジションでもリムプロテクトが発揮されるようになったわ。

・スクリーン回数の増加

エンビートが外にでるから外は狭くなるんだけど、その分スクリーン回数が多くなってる気がするなぁ。

前まではボールマンのみだったけどもレディックとかにもかけれるようになった。

ということでチーム最強の武器を手放すことで改革を進めている76ers。その効果は試合みてても十分にありそうだ。

 

ただ人間って欲張りなんですよ。

せっかくエンビートがいるのにロペスみたいな扱いにはしたくないんですよ。

 

ということでもう一つ生まれた改革がエンビートの2ndユニット化!!!

ランキング9位の選手を2ndユニットに据えるは思い切った決断だと思う。そして2ndでのエンビートはゴリゴリ系なんだ。ポストプレイ多めにして本来の良さを思いっきりだしてる。相手も控えだし、フルツや若手メインで攻めるよりエンビートに渡しておけば2ndは引っ張っていけるんだよなぁ。

 

バトラー自体は何もかわってないけどバトラー加入でエンビートが役割を変えた76ers。チームNo1選手が変わったことで大きな飛躍を遂げようとしてるぜ☆移籍の話があがったときは懐疑的だったけど、まさかNo1を放棄する選択にでるとはなぁ。。。驚きでした!!!

 

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